日本の園芸・農業界のために、
できること。
つのたんIPは、
植物の新たな可能性を引き出し、
育種の未来を守ります。
高品質な新品種の開発は、国際競争力の要であり、その重要性は増すばかりです。ところが、優良な品種の海外流出はとどまることを知らず、かつ日本の新品種の登録出願数は年々減少傾向にあり、育種をめぐる状況は、まさに危機的状況を迎えています。
株式会社つのたんIPは、その厳しい現状をいち早くとらえ、角田ナーセリーを生産・販売パートナーとした新品種の研究開発と、それに伴う育成者権の保護、国内外の品種登録出願、商標権の取得を目的とした知財管理の会社を設立いたしました。
世界市場を見据えた優良な品種の開発を進めながら、育種ロイヤリティリビジネスの拡大と日本の園芸・農業界の社会課題の解決に取り組み、未来の育種家たちへ希望を繋いでいきたいと思っています。
Service
事業内容
植物の新たな進化をクリエイトする「新品種開発」と、
安定的な事業を支える「知的財産管理」を行っています。

新品種の開発
角田ナーセリーの企画商品にオリジナリティを加える育種
つのたんIPが品種登録した品種を、角田ナーセリーが主な専用利用権者となり、育苗して販売します。つのたんIPは、これまでに「ももいろほっぺ8号」「千日小坊」「千日小鈴」「千日紅エレスチャル」「ビデンスエンゼルルージュ」「カレンジュラまどか」「斑入りペチュニア」「雪の華」「なでしこチャーミィ」「なでしこ夕雅」といったオリジナル品種を発表。育成者として責任を持って、今後もこれらの品種を進化させていきます。

企画開発
ユーザーが求める魅力的な企画の開発とその試験栽培
つのたんIPは、既存市場のない分野への積極的開発を行っています。 「既存市場のない=前例なく難しい」ことへの挑戦ですが、それにひるむことなく、常に「Technique(技術)×Imagination(イマジネーション)×Passion(情熱)」を注ぎながら、エンドユーザーが求める魅力的な新品種の開発と試験栽培に挑戦していきます。

品種登録・商標登録
育成者権の保護、育成者への収益還元を目的とした
品種登録・商標登録の実務・管理・運営
どれほど技術が進歩しても、育種は、費やした資本と時間に応える成果は約束されません。「10年単位でようやく結果が見える」と言われる自然相手の業界において、あきらめず結果を全うした者に対して発明者としての権利を保護する法整備は、多くの育種家を育て、新品種開発を活発に進めるうえで非常に重要です。つのたん IPでは、自社で開発した植物の品種登録を行い、適正なビジネスが行えるよう知財管理を行っていきます。

登録品種の海外販売
海外の規制・ニーズに応じた新たな栽培技術の確立と販売
海外では環境、ニーズ、ルールが大きく違うため、植物品種の育成者権や商標権等の取得事例が無い国も多く、知財の海外販売はいまだ育種家にとってはハードルが高い状況にあります。しかしその分、日本の優れた品種は海外バイヤーからの注目度が高く、大きなうねりに発展する可能性を秘めています。韓国の知財管理に特化した多幸園芸や中国初の植物知財管理を目的とした海南芙鋭思社とのつながりを更に強め、さらに大きなステージを目指すために、海外に販路を広げ、これからも飽くなき挑戦を続けて行きます。
Company Information
会社情報
- 社名
- 株式会社つのたん I P(TSUNOTAN IP Co. Ltd.)
- 所在地
- 〒491-0353 愛知県一宮市萩原町萩原橋上14-1
- 設立
- 2014年(平成26年) 1月15日
- 代表者
- 角田 ミサ子
- スタッフ
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- 角田 裕 試作担当(角田ナーセリー種苗課マネージャー兼任)
- 角田志偉 交配・採種担当
- 山口左門 いちご畑管理
- 連絡先
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- 主な取引先
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- 角田ナーセリー
- カネコ種苗株式会社
- 兼弥産業株式会社
- プランツバンク
- 多幸園芸(韓国)
- SP Fresh Corporation(韓国)
- 海南芙鋭思植物新品種科技発展有限会社(中国)
- 株式会社グリーンコムジャパン
- 協力機関