いちごのグランドカバーを目指して
目標は①カリフォルニアでグランドカバー種の一つとして進化していくこと ②国内のいちご狩り園のウェルカムガーデンに使用できること ③お庭の一角でイチゴの香りを放つ植物になること


2018年にF.chiloensis × 手持ち日本種で始まりました。そのころのチロエンシスは栄養繁殖が進んだ結果、結実しない状態になっていて、結局採種できずに一年が過ぎました。
翌年、手持ちの白いちご(ももいろほっぺ8号)にチロエンシスを掛けて採種。1号が生まれました。これはあまり拡張性がなく、土台の品種として維持しながら、低草丈・魅力的な葉型・葉色・花付き・実着き・広がり・耐暑性・耐寒性に視点を定め、毎年の交配・採種・播種・定植・選抜 を繰り返してきました。

2020年から赤い花のグランドカバーいちごをシリーズに入れたい目標ができました。